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【2017/04/24 00:45 】 |
ガングリオン
天王町からだ研究所


内容物はドロドロしたゼリーのようなものがつまっています。

脂肪の塊で主に関節の周囲に発生する良性の「のう腫」で、悪性の腫瘍ではありません。

身体のどこにでも発生しますが関節に多く発生します。その中でも最も多く見られるのは手首です。ガングリオンは関節や腱周囲組織の粘液変性によっておこると考えられていますが変性の原因はわかっていません。中身が多いと袋が緊張して硬く感じられますので、しばしば「骨が出てきた」と表現されます。全く痛みがないこともありますが、圧迫されることで関節を動かす時に痛みを感じることもあります。

ガングリオンであることが確実であれば放置してもかまいませんが悪性の腫瘍との鑑別診断が必要です。

中身が消失するとコブも消えますが、のう腫を形成していた袋が残っている場合が多くしばしば再発します。

特殊なものとしては、手のひらの指のつけねに発生するガングリオンがあります。Sesamoid(ゴマ粒状の)ganglionと呼ばれる2~3mmの小さいものですが物を握る時に圧迫されるためにかなり強い痛みがあります。

クリーニング屋で働く50代の女性Mさん

手をよく使う仕事のためでしょうか、ある時に右手の甲が気になり見てみると小豆サイズのタンコブのような物ができていました。
日を重ねるうちにタンコブは大きくなり枝豆くらいの大きさに成長していました。

お話を伺うと以前にも同じように手の甲にタンコブができたことがあったそうです、そのときは整形外科で注射をしてゼリー状のものを抜いていたとのことでした。つまり、何度も繰り返しているという事です。Mさんのケースの注射で穿刺する方法は、時間経過によっての再発や、また穴が塞がると何度も再発してしまう場合が多いので、私は袋を破る、破裂させる方法をおすすめしました。

ガングリオンは自然に潰れるのを待つという手段もありますが、力技ではありますが瘤を割るように潰すと、再発を防げることもあります。

Mさんに上記を説明をして、勇気を持って圧潰してみることを決めた結果、「ブチッ」と・・・
見事に潰れました。快感です(*^_^*)ちなみに、その後は再発することはありませんでした。

この症例で紹介したMさんは実は私の母親の例です、ちなみに圧潰したのは私(笑)「俺って、やっぱスゲー!!」と感無量でした。

当院では、主に力技を発揮しますが、「怖い、嫌だ、痛そう」とう患者様には経過観察を行っています。風船をイメージしてみてください、そのまま放置すると、ゴムの脆弱な部分に小さな穴が開き、空気が流れ出して風船は小さくなりますよね。これと同じような状態が起こります。ガングリオンは放置しておくだけで、自然に小さくなり、時間は掛かりますが、いずれは消失しますのでご安心を。痛みや外観が気になる方は、私にお任せ下さい(*^^)v
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【2011/01/12 21:08 】 | 未選択
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